
「ゴールデンカムイ」原作者・野田サトル先生も絶賛!
大人気漫画のアイヌ語監修者による、公式解説本の決定版にして完結編【推薦】アイヌ文化は、まだまだ私の知らない面白いネタの宝庫だと本書を読んで知った。
連載中にもっと中川先生からお話を引き出しておけば良かった。
――野田サトル氏(「ゴールデンカムイ」作者)コミックス累計2500万部を突破し、2024年1月には実写版映画が公開される大ヒット漫画「ゴールデンカムイ」。
同作をきっかけにして、アイヌ文化に興味を抱いたという方も多いはずだ。
本書はそんな大人気作品のアイヌ語監修者が、完結までの物語の全体を振り返りながら、アイヌ文化の解説を行った一冊である。
今回は作者・野田サトル先生の緻密かつ美麗な「絵」に注目する。
作中には、ストーリーの展開などの都合で詳しく説明されていないものの、細部までこだわって描かれた絵が多数存在する。
本書では、そうした絵をふんだんに用いてアイヌ文化の基本的知識をわかりやすく解説するとともに、作品の裏側の設定などにも深く踏み込んでいく。
また、北方少数民族ニヴフ、ウイルタや樺太アイヌ、ロシアといったテーマで監修協力を行った、超豪華執筆陣によるコラムも充実。
さらには原作者・野田サトル先生による取材裏話も収録!
原作ファンならば、漫画が100倍面白くなること必至の知識が満載だ。
もちろん、原作を知らない方でも楽しめる内容が盛り沢山となっている。
実写版映画の最高のガイドブックにもなる、究極の解説書!
【本書の主な内容】・そもそも「カムイ」とは何者なのか・人間に災いをもたらす「黄金のカムイ」は実在するのか?・気づかない人も多数!
あの1コマに隠された背景知識・完結記念!
アイヌの全キャラクターの名前の由来を解説・「ソフィア・ゴールデンハンド」のモデルとなった2人の女性・樺太アイヌと北方少数民族・ニヴフ、ウイルタの基礎知識・監修者直伝!
作中のアイヌ語せりふ徹底解説・アシリパのコタン(村)はどこにあったのか・創作秘話!
野田サトル先生が連載中に取材した狩猟の一部始終とは
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コメント
同じ著者による「前著」で言及していることと一部は重複するが、それを避けても「こんなにも多くの話題」ということで驚く面も在る。
本書は「前著」以上に、アイヌの一年の暮らしというような事柄や、独自な精神文化を背景にしていると考えられる社会の中での人々の所作や、何かの言い方というような事柄への言及が多い。
それらは非常に興味深く、『ゴールデンカムイ』という漫画の描写等を例として示すことで内容が判り易くもなっている。
更に、『ゴールデンカムイ』の物語でも作中人物達が樺太へ渡り、色々な因縁が明らかになり、様々な人達との交流等が生じているというのだが、本書でも「樺太アイヌや他の諸民族、更にサハリンに在ったロシア人」というようなことに関連する事項について、各々の事項に詳しい方達のコラムが掲載され、著者がコメントも加えている。
それらの内容が秀逸である。
「樺太アイヌや他の諸民族、更にサハリンに在ったロシア人」というようなことは、実は余り知られていないと思う。
『ゴールデンカムイ』という漫画をヒントにしながら、余り知られていないことを紹介する形になっているのは非常に好いと思う。
広い範囲でアイヌは活動していたが、人口密度は低い。
それ故に「方言」というようなモノが色々と在るのだという。
更に樺太と北海道となると、身近な単語というレベルで差異も生じているようで、本書にはそういう説明も在った。
そういう様子でも、或る程度広い範囲で往来し、交易等をしていたのがアイヌである。
自身は『ゴールデンカムイ』に関しては、今年になって実写映画を愉しく観たという関わり方であり、作品に通じているという程ではない。
が、それでもその漫画を話しの入口や材料にしながら、北海道や樺太のアイヌ等に関して語られている本書の内容は凄く興味深い。
新書としてはかなり分厚いのだが、ドンドン読み進められる。
興味深い内容で、頁を繰る手が停められなくなる。
漫画のシーンを元にアイヌの生活等を解説していて、あのシーンにはこんな意味が有ったのかと発見がある。
寄稿されたコラムも、その分野の専門家が書かれたものなので、読み応えがある。
文化とは伝えて行かなければ消えてしまうとつくづく感じる。
まず、分厚さに驚き。
すごい分量です。
中でも触れられていた通り、前著より漫画からの絵の引用が多いとのことでより漫画からの関連で語る視点で漫画ゴールデンカムイがお好きならスラスラ読み進められると思います。
途中、樺太、ソフィアの話など道外の話になると世界史真面目に勉強しておけばよかったな~とはなりました。
実写映画を見てゴールデンカムイ熱があがるタイミングでしたのでこのタイミングでの刊行はとても良く、アイヌについてもゴールデンカムイについても興味がより深まりもっと知りたいと思える相乗効果を生んだなと感心します。
実は、この本を読む前はアイヌ単体への興味は持てないかもしれないと大変失礼なことを思っていたのです。
自分がアイヌに興味を持てるのはゴールデンカムイの物語、キャラの魅力があるからでそれなしでのアイヌ文化は面白いと思えないかも、と。
とても失礼でしたし、わかっていなかったなと読んだ後では思えます。
どれほど野田先生が、ゴールデンカムイという作品を作り上げるためにアイヌ文化を尊敬し、調査、取材をし、綿密に作品に織り込ませ確立させたことか。
アイヌの文化あってこそ、アイヌの文化へのリスペクトがあってこそ不思議な偶然が重なり、作品にパワーがより足されたのではないか。
そういうことが納得できました。
ゴールデンカムイありなしとかではなく、ゴールデンカムイはアイヌ文化なしでは語れなく、切っても切り離せないのかなと。
単行本の最後の監修、取材協力のクレジットのページを見るたびに、凄まじい量に圧倒されたものです。
週刊連載で?と信じられないほど。
実写映画を見て、原作漫画へのリスペクトと愛を大いに感じました。
実写、2時間の映画として再構築して映画としても素晴らしく、漫画原作の実写としてのプロジェクトとしても素晴らしく、同時期にあった悲しい出来事とあまりにかけ離れていて、よほどこの作品に関わる人は本当に漫画原作を愛し、大事にしているのだなと思えました。
改めてこの本を読んだ時に、連載、単行本加筆修正時に監修の方々や取材協力の方々は野田先生の漫画への真摯な取り組みに賛同して協力してくれたのだろうと今更よりその協力のつながりに感動しました。
それについては野田先生がしっかり描きたい気持ちが強く取材を欠かさず真摯な姿勢で挑み続けたからこそ周りも応えたくなったのかなと想像してます。
本著の「おわりに」で触れられていた、「先人がさまざまな記録・資料として残してくれた」(P541から抜粋引用)ことがどれだけ偉大なことか。
大事なものを後世に繋いでいかなくてはと思わされました。
命が尽きても、残したいものを残す努力をして、それが繋いでいく奇跡を信じると、いつか未来にそれを引き継いで大事にしてくれる人がいるなんて素敵だな。
それなら、カムイも、野田先生に微笑むよなぁと思えました。
北海道に行ってみたい。
同じ著者による「前著」で言及していることと一部は重複するが、それを避けても「こんなにも多くの話題」ということで驚く面も在る。
本書は「前著」以上に、アイヌの一年の暮らしというような事柄や、独自な精神文化を背景にしていると考えられる社会の中での人々の所作や、何かの言い方というような事柄への言及が多い。
それらは非常に興味深く、『ゴールデンカムイ』という漫画の描写等を例として示すことで内容が判り易くもなっている。
更に、『ゴールデンカムイ』の物語でも作中人物達が樺太へ渡り、色々な因縁が明らかになり、様々な人達との交流等が生じているというのだが、本書でも「樺太アイヌや他の諸民族、更にサハリンに在ったロシア人」というようなことに関連する事項について、各々の事項に詳しい方達のコラムが掲載され、著者がコメントも加えている。
それらの内容が秀逸である。
「樺太アイヌや他の諸民族、更にサハリンに在ったロシア人」というようなことは、実は余り知られていないと思う。
『ゴールデンカムイ』という漫画をヒントにしながら、余り知られていないことを紹介する形になっているのは非常に好いと思う。
広い範囲でアイヌは活動していたが、人口密度は低い。
それ故に「方言」というようなモノが色々と在るのだという。
更に樺太と北海道となると、身近な単語というレベルで差異も生じているようで、本書にはそういう説明も在った。
そういう様子でも、或る程度広い範囲で往来し、交易等をしていたのがアイヌである。
自身は『ゴールデンカムイ』に関しては、今年になって実写映画を愉しく観たという関わり方であり、作品に通じているという程ではない。
が、それでもその漫画を話しの入口や材料にしながら、北海道や樺太のアイヌ等に関して語られている本書の内容は凄く興味深い。
新書としてはかなり分厚いのだが、ドンドン読み進められる。
興味深い内容で、頁を繰る手が停められなくなる。
まず、分厚さに驚き。
すごい分量です。
中でも触れられていた通り、前著より漫画からの絵の引用が多いとのことでより漫画からの関連で語る視点で漫画ゴールデンカムイがお好きならスラスラ読み進められると思います。
途中、樺太、ソフィアの話など道外の話になると世界史真面目に勉強しておけばよかったな~とはなりました。
実写映画を見てゴールデンカムイ熱があがるタイミングでしたのでこのタイミングでの刊行はとても良く、アイヌについてもゴールデンカムイについても興味がより深まりもっと知りたいと思える相乗効果を生んだなと感心します。
実は、この本を読む前はアイヌ単体への興味は持てないかもしれないと大変失礼なことを思っていたのです。
自分がアイヌに興味を持てるのはゴールデンカムイの物語、キャラの魅力があるからでそれなしでのアイヌ文化は面白いと思えないかも、と。
とても失礼でしたし、わかっていなかったなと読んだ後では思えます。
どれほど野田先生が、ゴールデンカムイという作品を作り上げるためにアイヌ文化を尊敬し、調査、取材をし、綿密に作品に織り込ませ確立させたことか。
アイヌの文化あってこそ、アイヌの文化へのリスペクトがあってこそ不思議な偶然が重なり、作品にパワーがより足されたのではないか。
そういうことが納得できました。
ゴールデンカムイありなしとかではなく、ゴールデンカムイはアイヌ文化なしでは語れなく、切っても切り離せないのかなと。
単行本の最後の監修、取材協力のクレジットのページを見るたびに、凄まじい量に圧倒されたものです。
週刊連載で?と信じられないほど。
実写映画を見て、原作漫画へのリスペクトと愛を大いに感じました。
実写、2時間の映画として再構築して映画としても素晴らしく、漫画原作の実写としてのプロジェクトとしても素晴らしく、同時期にあった悲しい出来事とあまりにかけ離れていて、よほどこの作品に関わる人は本当に漫画原作を愛し、大事にしているのだなと思えました。
改めてこの本を読んだ時に、連載、単行本加筆修正時に監修の方々や取材協力の方々は野田先生の漫画への真摯な取り組みに賛同して協力してくれたのだろうと今更よりその協力のつながりに感動しました。
それについては野田先生がしっかり描きたい気持ちが強く取材を欠かさず真摯な姿勢で挑み続けたからこそ周りも応えたくなったのかなと想像してます。
本著の「おわりに」で触れられていた、「先人がさまざまな記録・資料として残してくれた」(P541から抜粋引用)ことがどれだけ偉大なことか。
大事なものを後世に繋いでいかなくてはと思わされました。
命が尽きても、残したいものを残す努力をして、それが繋いでいく奇跡を信じると、いつか未来にそれを引き継いで大事にしてくれる人がいるなんて素敵だな。
それなら、カムイも、野田先生に微笑むよなぁと思えました。
北海道に行ってみたい。
まず、分厚さに驚き。
すごい分量です。
中でも触れられていた通り、前著より漫画からの絵の引用が多いとのことでより漫画からの関連で語る視点で漫画ゴールデンカムイがお好きならスラスラ読み進められると思います。
途中、樺太、ソフィアの話など道外の話になると世界史真面目に勉強しておけばよかったな~とはなりました。
実写映画を見てゴールデンカムイ熱があがるタイミングでしたのでこのタイミングでの刊行はとても良く、アイヌについてもゴールデンカムイについても興味がより深まりもっと知りたいと思える相乗効果を生んだなと感心します。
実は、この本を読む前はアイヌ単体への興味は持てないかもしれないと大変失礼なことを思っていたのです。
自分がアイヌに興味を持てるのはゴールデンカムイの物語、キャラの魅力があるからでそれなしでのアイヌ文化は面白いと思えないかも、と。
とても失礼でしたし、わかっていなかったなと読んだ後では思えます。
どれほど野田先生が、ゴールデンカムイという作品を作り上げるためにアイヌ文化を尊敬し、調査、取材をし、綿密に作品に織り込ませ確立させたことか。
アイヌの文化あってこそ、アイヌの文化へのリスペクトがあってこそ不思議な偶然が重なり、作品にパワーがより足されたのではないか。
そういうことが納得できました。
ゴールデンカムイありなしとかではなく、ゴールデンカムイはアイヌ文化なしでは語れなく、切っても切り離せないのかなと。
単行本の最後の監修、取材協力のクレジットのページを見るたびに、凄まじい量に圧倒されたものです。
週刊連載で?と信じられないほど。
実写映画を見て、原作漫画へのリスペクトと愛を大いに感じました。
実写、2時間の映画として再構築して映画としても素晴らしく、漫画原作の実写としてのプロジェクトとしても素晴らしく、同時期にあった悲しい出来事とあまりにかけ離れていて、よほどこの作品に関わる人は本当に漫画原作を愛し、大事にしているのだなと思えました。
改めてこの本を読んだ時に、連載、単行本加筆修正時に監修の方々や取材協力の方々は野田先生の漫画への真摯な取り組みに賛同して協力してくれたのだろうと今更よりその協力のつながりに感動しました。
それについては野田先生がしっかり描きたい気持ちが強く取材を欠かさず真摯な姿勢で挑み続けたからこそ周りも応えたくなったのかなと想像してます。
本著の「おわりに」で触れられていた、「先人がさまざまな記録・資料として残してくれた」(P541から抜粋引用)ことがどれだけ偉大なことか。
大事なものを後世に繋いでいかなくてはと思わされました。
命が尽きても、残したいものを残す努力をして、それが繋いでいく奇跡を信じると、いつか未来にそれを引き継いで大事にしてくれる人がいるなんて素敵だな。
それなら、カムイも、野田先生に微笑むよなぁと思えました。
北海道に行ってみたい。
同じ著者による「前著」で言及していることと一部は重複するが、それを避けても「こんなにも多くの話題」ということで驚く面も在る。
本書は「前著」以上に、アイヌの一年の暮らしというような事柄や、独自な精神文化を背景にしていると考えられる社会の中での人々の所作や、何かの言い方というような事柄への言及が多い。
それらは非常に興味深く、『ゴールデンカムイ』という漫画の描写等を例として示すことで内容が判り易くもなっている。
更に、『ゴールデンカムイ』の物語でも作中人物達が樺太へ渡り、色々な因縁が明らかになり、様々な人達との交流等が生じているというのだが、本書でも「樺太アイヌや他の諸民族、更にサハリンに在ったロシア人」というようなことに関連する事項について、各々の事項に詳しい方達のコラムが掲載され、著者がコメントも加えている。
それらの内容が秀逸である。
「樺太アイヌや他の諸民族、更にサハリンに在ったロシア人」というようなことは、実は余り知られていないと思う。
『ゴールデンカムイ』という漫画をヒントにしながら、余り知られていないことを紹介する形になっているのは非常に好いと思う。
広い範囲でアイヌは活動していたが、人口密度は低い。
それ故に「方言」というようなモノが色々と在るのだという。
更に樺太と北海道となると、身近な単語というレベルで差異も生じているようで、本書にはそういう説明も在った。
そういう様子でも、或る程度広い範囲で往来し、交易等をしていたのがアイヌである。
自身は『ゴールデンカムイ』に関しては、今年になって実写映画を愉しく観たという関わり方であり、作品に通じているという程ではない。
が、それでもその漫画を話しの入口や材料にしながら、北海道や樺太のアイヌ等に関して語られている本書の内容は凄く興味深い。
新書としてはかなり分厚いのだが、ドンドン読み進められる。
興味深い内容で、頁を繰る手が停められなくなる。
まず、分厚さに驚き。
すごい分量です。
中でも触れられていた通り、前著より漫画からの絵の引用が多いとのことでより漫画からの関連で語る視点で漫画ゴールデンカムイがお好きならスラスラ読み進められると思います。
途中、樺太、ソフィアの話など道外の話になると世界史真面目に勉強しておけばよかったな~とはなりました。
実写映画を見てゴールデンカムイ熱があがるタイミングでしたのでこのタイミングでの刊行はとても良く、アイヌについてもゴールデンカムイについても興味がより深まりもっと知りたいと思える相乗効果を生んだなと感心します。
実は、この本を読む前はアイヌ単体への興味は持てないかもしれないと大変失礼なことを思っていたのです。
自分がアイヌに興味を持てるのはゴールデンカムイの物語、キャラの魅力があるからでそれなしでのアイヌ文化は面白いと思えないかも、と。
とても失礼でしたし、わかっていなかったなと読んだ後では思えます。
どれほど野田先生が、ゴールデンカムイという作品を作り上げるためにアイヌ文化を尊敬し、調査、取材をし、綿密に作品に織り込ませ確立させたことか。
アイヌの文化あってこそ、アイヌの文化へのリスペクトがあってこそ不思議な偶然が重なり、作品にパワーがより足されたのではないか。
そういうことが納得できました。
ゴールデンカムイありなしとかではなく、ゴールデンカムイはアイヌ文化なしでは語れなく、切っても切り離せないのかなと。
単行本の最後の監修、取材協力のクレジットのページを見るたびに、凄まじい量に圧倒されたものです。
週刊連載で?と信じられないほど。
実写映画を見て、原作漫画へのリスペクトと愛を大いに感じました。
実写、2時間の映画として再構築して映画としても素晴らしく、漫画原作の実写としてのプロジェクトとしても素晴らしく、同時期にあった悲しい出来事とあまりにかけ離れていて、よほどこの作品に関わる人は本当に漫画原作を愛し、大事にしているのだなと思えました。
改めてこの本を読んだ時に、連載、単行本加筆修正時に監修の方々や取材協力の方々は野田先生の漫画への真摯な取り組みに賛同して協力してくれたのだろうと今更よりその協力のつながりに感動しました。
それについては野田先生がしっかり描きたい気持ちが強く取材を欠かさず真摯な姿勢で挑み続けたからこそ周りも応えたくなったのかなと想像してます。
本著の「おわりに」で触れられていた、「先人がさまざまな記録・資料として残してくれた」(P541から抜粋引用)ことがどれだけ偉大なことか。
大事なものを後世に繋いでいかなくてはと思わされました。
命が尽きても、残したいものを残す努力をして、それが繋いでいく奇跡を信じると、いつか未来にそれを引き継いで大事にしてくれる人がいるなんて素敵だな。
それなら、カムイも、野田先生に微笑むよなぁと思えました。
北海道に行ってみたい。
まず、分厚さに驚き。
すごい分量です。
中でも触れられていた通り、前著より漫画からの絵の引用が多いとのことでより漫画からの関連で語る視点で漫画ゴールデンカムイがお好きならスラスラ読み進められると思います。
途中、樺太、ソフィアの話など道外の話になると世界史真面目に勉強しておけばよかったな~とはなりました。
実写映画を見てゴールデンカムイ熱があがるタイミングでしたのでこのタイミングでの刊行はとても良く、アイヌについてもゴールデンカムイについても興味がより深まりもっと知りたいと思える相乗効果を生んだなと感心します。
実は、この本を読む前はアイヌ単体への興味は持てないかもしれないと大変失礼なことを思っていたのです。
自分がアイヌに興味を持てるのはゴールデンカムイの物語、キャラの魅力があるからでそれなしでのアイヌ文化は面白いと思えないかも、と。
とても失礼でしたし、わかっていなかったなと読んだ後では思えます。
どれほど野田先生が、ゴールデンカムイという作品を作り上げるためにアイヌ文化を尊敬し、調査、取材をし、綿密に作品に織り込ませ確立させたことか。
アイヌの文化あってこそ、アイヌの文化へのリスペクトがあってこそ不思議な偶然が重なり、作品にパワーがより足されたのではないか。
そういうことが納得できました。
ゴールデンカムイありなしとかではなく、ゴールデンカムイはアイヌ文化なしでは語れなく、切っても切り離せないのかなと。
単行本の最後の監修、取材協力のクレジットのページを見るたびに、凄まじい量に圧倒されたものです。
週刊連載で?と信じられないほど。
実写映画を見て、原作漫画へのリスペクトと愛を大いに感じました。
実写、2時間の映画として再構築して映画としても素晴らしく、漫画原作の実写としてのプロジェクトとしても素晴らしく、同時期にあった悲しい出来事とあまりにかけ離れていて、よほどこの作品に関わる人は本当に漫画原作を愛し、大事にしているのだなと思えました。
改めてこの本を読んだ時に、連載、単行本加筆修正時に監修の方々や取材協力の方々は野田先生の漫画への真摯な取り組みに賛同して協力してくれたのだろうと今更よりその協力のつながりに感動しました。
それについては野田先生がしっかり描きたい気持ちが強く取材を欠かさず真摯な姿勢で挑み続けたからこそ周りも応えたくなったのかなと想像してます。
本著の「おわりに」で触れられていた、「先人がさまざまな記録・資料として残してくれた」(P541から抜粋引用)ことがどれだけ偉大なことか。
大事なものを後世に繋いでいかなくてはと思わされました。
命が尽きても、残したいものを残す努力をして、それが繋いでいく奇跡を信じると、いつか未来にそれを引き継いで大事にしてくれる人がいるなんて素敵だな。
それなら、カムイも、野田先生に微笑むよなぁと思えました。
北海道に行ってみたい。